【行政視察②】八代市|豪雨から学んだ防災・減災
熊本県八代市を訪れました。
今回のテーマは、豪雨災害、球磨川流域治水、防災情報伝達、水害対策についてです。
八代市は、令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた自治体です。実際に現地で当時の状況や復旧・復興の取り組みについて説明を受け、災害の恐ろしさを改めて実感しました。
住宅や道路、橋、鉄道などが被災し、当たり前だった日常が一瞬で失われる。
災害は、私たちの想像以上の被害をもたらします。
しかし、今回の視察で一番印象に残ったのは、「復旧」ではなく「復興」という考え方です。
ただ元に戻すのではなく、
「次に同じ災害が起きても被害を最小限に抑えられるまちをつくる」
という視点で、河川整備や宅地のかさ上げ、避難体制の見直しなど、多面的な対策が進められていました。
そして、もう一つ心に残ったことがあります。
それは、住民との対話を何より大切にしていたこと。
担当者の方からは、住民説明会を何度も開催し、一人ひとりの意向を確認しながら合意形成を図ってきたというお話がありました。
災害からの復興は、行政だけでは進められません。
地域の皆さんの理解と協力があってこそ、本当の復興につながる。
その姿勢は、春日部市のまちづくりにも通じるものがあると感じました。
春日部市も、利根川や江戸川、中川、大落古利根川など、複数の河川に囲まれています。
だからこそ、水害対策は決して他人事ではありません。
私は以前のブログでも書きましたが、「何もない今だからこそ備えよう。」
この言葉の大切さを、今回の視察で改めて実感しました。
防災は、災害が起きてから考えるものではありません。
何も起きていない今だからこそ、避難体制を見直し、情報伝達の方法を確認し、日頃から備えておくことが重要です。
今回学んだことを、今後の議会活動や政策提案にしっかり活かし、
春日部市をもっと安全・安心な街にしていきたい。
そんな思いを強くした行政視察となりました。

